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エビフライの新種

1996.1.1        神奈川県鎌倉市          羽太 謙一

 エビフライの新種を見つけた。エビフライといっても本当の海老のフライではない。エビフライによく似ているこれらの物体は、リスがマツボックリの実を食べたあとの残り、つまりマツボックリの芯なのである。

エビフライ

 新しく発見したエビフライは、クロマツの球果をタイワンリスが食べたもの(と推定される)。食べる部分は鱗片(下図参照)をむしってでてきた種子の部分で、鱗片を食べるわけではない。種子には翼がついていて、風に乗って遠くまで運ばれるようになっている。

 タイワンリスはもともと日本のリスではなく、野生化したもので、伊豆諸島、鎌倉、逗子、江の島などで見ることができる。


 それでは、いろいろなエビフライを紹介しよう。

エビフライ 1.カラマツのエビフライ(戸隠産)
 カラマツは球果も、食べる実も小さい。

2.ゴヨウマツのエビフライ(鹿沢産)
 これはかなり風化していたので、ちょっとあやしい。 エビフライじゃないかもしれない。

3.アカマツのエビフライ(鹿沢産)
 アカマツのエビフライは一番普通に発見できる。 写真はエビフライと鱗片。

4.ドイツトウヒのエビフライ(妙高産)
 これはかなり大きいので、食べがいがあったと思う。



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