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ヒミズの観察

1996.6        東京都奥多摩           野口 郊美

さてさて、この毛の固まりみたいな物、なんだかわかりますか?
ネズミくらいの大きさで、モグラの仲間の・・そうヒミズです。

 モグラは土をガシガシと掘れるように大きくて頑丈な手を持っていますが、ヒミズの手はそれほど強くありません。だからわりと地表の上の方の、落ち葉や腐植層にトンネルを掘って暮らしています。そんな動物をどうやって観察するのか?

 都留文科大学の今泉吉晴先生に良い方法を教えていただきました!


 皆さん、アリの巣の観察ってやった事ありますよね?
 あの要領でヒミズが住んでいそうな場所にガラス(アクリル)板を置いて、その周りを倒木などで囲みます。そしてエサを置いたら後はひたすら待つ、待つ、待つ・・・。
 実際に清里のキープで先生が設置したのを見せてもらいましたが、エサを置いて待つ事30分、でた、でた!エサとして置いた種を1粒ずつ穴に運んでいくのですが、そのすばやい事!本当にあっという間に通路を往復するもんです。

 私も我が家のガラスのテーブルと近所の製材所で「カブトムシのために・・」などと言ってわけてもらったオガクズをかついで、五日市や稲城でやってみたのですが、場所が悪いのか?ヒミズが利口なのか?今だにやってきてくれません・・もうこうなったら奥多摩の人の出入り少ない所に常設してしまうか・・などと企んでいる今日この頃です。





ヒミズ: 落ち葉のすぐ下にトンネルを掘る(モグラよ
りも手が弱い。町や畑にはあまりいない?)

モグラ: さらにその下にトンネルを掘る(大きく頑丈
な手で土をかきだす。畑などに多い)



ヒミズを見る方法

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