ネズミのエンカウンタースペース
1996.12 東京都奥多摩 野口 郊美
今回はネズミを見るための方法をご紹介します。
みなさんはネズミって見たことがありますか?ネズミは見てのとおり、とても小さく、すばしっこいので、たとえ姿をあらわしても見過ごしてしまう動物。ただ山を歩いているだけではなかなか出会う事はできません。
それならば、私達の目の前に出てきてもらうための場所をつくってしまおう!と、できたのが下の絵のようなエンカウンタースペース(出会いの場所)。
実はこれ、都留文科大学の今泉吉晴先生に教えていただいたのですが、こうやって姿を隠せる場所がすぐ近くにある、小さい空間を作ってあげるとネズミは安心して食事をするらしいのです。今まで私が見たかぎりでは、この中で食べたのはミールワーム(幼虫)やピーナッツバターなどの持ちだしにくい物ばかりで、ヒマワリの種は運び去られましたが・・
このエンカウンターの前で待って、待って・・・待ちくたびれて、冷えきった目の前にネズミがあらわれたときは、ほんの一瞬でもそれはそれはうれしいもの、さっきまでの眠気もはるか彼方へフっ飛びます。(ちなみに今まで、これを使って見れたネズミは・・アカネズミ、ヒメネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミ)
きっと他にもいろいろな方法があると思いますがネズミを見てみたい!という人は一度おためしあれ。ただしこの装置を設置する場所は日頃の観察がものをいいますけどね!
- いろいろなエンカウンタースペース
- 姿を隠せる、小さな空間がすぐ近くにあるとネズミは安心して上の透明ケースの中で採食するらしいのですが・・・?
- エサ
- ミールワーム ヒマワリの種 クルミ ピーナッツ ピーナッツクリーム(持ち出されないよう木の枝にぬりつけた)
- 材料
- 板 ビニールテープ トイレットペーパの芯 アクリルケース