

ネコジャを集めはじめた。何人かに頼んだので、静岡、多摩川、逗子、町田などのネコジャが集まってきた。とりあえず余分な葉っぱをむしって、ゴム輪で縛って逆さ吊りで干してある。色や大きさの同じものを集めて束ねていくと、はてなネコジャには何種類あるのだろうか、と疑問がわいてくる。
ネコジャは正式な和名はエノコログサ、学名はSetaria viridis。小鳥のエサなどに使われるアワは、このエノコログサを改良してできた作物だそうだ。ネコジャもネコをじゃらすだけでなく、生活の役にも立っているわけだ。
紫色をしたネコジャも時々見かける。これはエノコログサの一品種でムラサキエノコロ。城ケ島ではやけに背に低いネコジャを見つけたが、これもエノコログサの一品種でハマエノコロという。
遠くからみて黄色っぽいネコジャはキンエノコロ。逆光のもとで見ると大変美しい。これはエノコログサとはまったく異なる種類で、色の違いがあり見分けるのは簡単だ。
難しいのはアキノエノコログサ。エノコログサにそっくりだが別種である。2種を並べて比べてみると、まずアキノエノコログサの実は実測で3ミリ、付き方は粗。エノコログサは実測で2ミリ、付き方は密。アキノエノコロの葉を触ってみると毛がはえている感触がある、エノコロは単にザラザラしてるだけ。またアキノエノコロの花穂は10cmにもなり、頭が垂れてしまうが、エノコロはせいぜい5cm程度で直立している。
秋が深まっていくと、ネコジャの実はぼろぼろと落ちて頭がスカスカになり、色もうす茶色になり枯れてしまう。ネコジャの最後はなんか寂しい。
あなたの周りには、どのネコジャがいますか。