■受賞・叙勲祝いの品
すぐ届ける祝いの品には、鯛、伊勢えび、かつお節、寿司、酒などがありますが、魚介類にはのしをつけません。
あとで届ける祝いの品は、受賞の内容、先方の趣味などによって違いますが、絵画、陶器、書、貴金属、装身具などが考えられます。
部下や弟子たちがまとまって贈るのもよい方法です。
■新築祝いのしかた
新居に案内されたら、どこか一カ所をほめるのが礼儀とされています。
どこでもかまいませんが、「見事な床柱ですね、何の木でしょう」「使いやすそうなキッチンですこと」など、具体的にいうことが大切です。
祝い品は相手の希望を聞いて贈るのがなによりです。
昔はライターやストーブなど、火に関する物はタブーとされましたが、時代遅れの考えにこだわるのはやめたいものです。
新居を見てからふさわしい物を、と考えますが、できたばかりの家は殺風景なもの、とりあえず鉢植えの花などをあげると喜ばれます。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター、風水セラピスト)