出産祝いのお祝い品(三上靖史)

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一般の親戚とか、親しい程度の人々では、赤ちゃんが生まれたと聞かされても、あまりそう急いでかけつけたりしないのが、かえってマナーといたしますし、出産祝いのお祝い品なども、産婦のからだが十分に回復するのを待って、すなわちお七夜をすぎたころ、おとどけするのがよいということになります。

なにを贈るかは、もとよりその人の自由でしょうが、心から喜ばれるものとなると、なかなかむずかしいところで、よそいきのべビー服ばかり何着もいただき、赤ちゃんはどんどん大きくなるし、弱っている、というようなボヤキは、よく耳にすることです。

なお、実家からは祝い着ひとそろい贈るのがならわしで、以前は男児ならば熨斗目(生糸を経、練糸を緯にして織った絹織物の一種で、無地で袖の下部と腰のあたりに縞をあらわしたもの)広袖、女児なら友禅広袖で、これをお宮参りに着せたものです。


三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター、風水セラピスト)