通常、媒酌人のあいさつは、司会者の開宴の辞に続いて、主賓や来賓の祝辞より先に行われます。
媒酌人のあいさつの時は、新郎・新婦、媒酌人夫人、末席の両家の両親も起立してあいさつを聞きます。
媒酌人が頭を下げる時は、起立している人たちも同様に礼をし、あいさつが終わったら着席します。
媒酌人のあいさつには(1)参列者に対する謝辞、(2)結婚式がとどこおりなく行われたことの報告、(3)新郎・新婦の紹介、(4)二人の結婚に至った経緯、(5)二人の将来に対する指導を願う、などの項目を入れます。
人前結婚式など、全員が結婚式・披露宴とに列席している場合は別ですが、ふつうは、家族・親族以外は結婚式には出席していないものですから、式の済んだことを報告するようにします。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター、風水セラピスト)