家族書と親族書 その2(三上靖史)

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夫婦にあたる者は並べて書き、姉と姉の夫<義兄>などの場合は姉を先に、姉の夫をあとに、つまり、義理にあたるほうをあとに書くのが正式ですが、最近は、義兄(姉の夫)をさきに、姉をあとに書く人もあるようです。

何親等まで書くかは、仲人を介して、双方が相談して決めますが、おじ、おばまで書くのが普通です。

文字は、なるべく楷書で書くこと。

くずしても、行書までにとどめ、草書は避けなければなりません。

折り方は、左から三つ折りにし、上包みの表に〈寿〉または〈親族書〉と書きます。

これは、自分のことをしるしたものですから、のしはつけず片木盆(白木の盆)にのせて、贈るのが正しい作法です。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター、風水セラピスト)